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グルテンフリー
2017年5月7日グルテンフリーのセミナーに参加しました
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グルテンフリー食を召し上がる方は健康上の理由、ダイエットのため、美容のため・・・など人それぞれ理由や目的がありますが、その中でも今回は健康上の問題によってグルテンを制限されている方の理由の一つについて、セミナーを(日本創芸学院主催)受けて書いてみたいと思います。
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日本ではまだあまり知られていませんが、小麦の中のグルテンという成分を摂取することによってリーキーガットという症状が起きる方がいます。グルテンは和食でいう麩の成分であり、パンをもちもちさせるおいしい成分なのですが、あまり上手に消化できない方がいるということが近年判明されたのです。
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ではリーキーガットとはどんな現象なのでしょうか。 リーキーガットを和訳すると「リーキー」は漏れる、「ガット」は消化管(腸)という意味です。本来、健康で丈夫な腸は血液の中に異物が侵入しないようにバリア機能が働いていますが、何らかの原因(ここではグルテン※)で腸が傷つき、腸のバリア機能が崩れて消化不完全な栄養素や有害物質が血中に吸収されることで、体のあらゆる不調を引き起こす現象のことです。
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上記のような症状は誰にでもあるようなものも多くありますが、その不調の原因を知らずに放ってままにしておくと、アレルギー・喘息・リウマチ・甲状腺疾患などの自己免疫疾患につながることもあります。テニスプレーヤーのジョコビッチさんが提唱して有名になったグルテンフリーですが、以前ジョコビッチさんは試合後半に呼吸困難に見舞われていたのだそうです。
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でも、けしてリーキーガットをやみくもに怖がらないでください。それよりも、食事の時間を大切に、今自分が何を味わい、体がどう反応しているのかを感じてほしいのです。忙しい毎日の中、食事も早々に済ませがちですが、体からのメッセージに耳を傾けてみませんか?
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(注釈※;リーキーガットの原因となるのは、グルテンだけではありません。アレルギー同様、乳など小麦以外の食べ物が原因となることもありますし、その他にもアルコールやカフェイン、抗生物質やステロイドなどの薬などが原因となり、腸を傷つけてしまう体質の方がいて、原因は人それぞれです。)