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2017 / 11 / 04  15:06

HACCP制度化の対策について

 

2020年の東京オリンピック開催を控え、厚生労働省は世界的に導入が進められている食品衛生管理システムの一つ「HACCP」の義務化を進め、来春(2018)には法案が国会通過予定となっています。

 

HACCP義務化が目前に迫っている今、毎日・毎食ごとにメニューが変化するレストランでは、どう対応していけばいいのでしょうか?

 

現在の検討状況について情報収集を目的として、公益社団法人日本食品衛生協会主催「食品衛生法改正に向けた検討状況について(20171016日)」に参加しました。

 

すでに飲食店事業者向けの基準B手引書が20179月に公開され、飲食店の実務を考慮した柔軟性の高い内容となっています。もちろんHACCPを導入するからといって、必ずしも新たな設備や施設を導入する必要はありません。

 

衛生管理するための行動計画を作成することはもちろんですが、例えば「冷蔵庫の温度チェック」のように継続的に監視・管理するために“記録を付ける”という、今までに無い“ひと手間”をどのようにして、スタッフに習慣づけして、当たり前のこととして継続的にやってもらうかということが一番労力と時間がかかります。

 

HACCP義務化を前に、HACCPとは何か、衛生基準を守らないとどういうことになるのか、どうして記録を付ける必要があるのか・・・など、 わかりやすい言葉を使って、現場に即した落とし込みを今から準備をする必要があります。何より衛生面が向上することは制度化を抜きにしても大きなメリットとなります。

 

㈱ディッシュマークはホテルレストランでの実務経験に基づき、現場に即した制度の導入をお手伝いします。お気軽にお問合せください。

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